gachispilabのブログ

自称ブログラッパーのなんでもお楽しみブログです。むしろパラッパラッパーって感じでラッパ吹いちゃう感じです。

フリースタイルダンジョン 般若 vs NAIKA MC [人生ブッ込み系対決]との対話

フリースタイルダンジョン 

般若 vs NAIKA MC [人生ブッ込み系対決]との対話

 

今週3連休だから曜日感覚がズレる。機能が歌謡だった事を知り、

左様ですか?とばかりに、脳内の何らかの物質が作用して

Youtubeに入った模様。

 

ウェイヨーとばかりに始まるいつも通りのフリースタイルダンジョン

だけど、今回は違う。久しぶりにラスボス般若だ登場するんだYo。

 

NAIKAが般若食ってそれこそ斜陽が差して容赦なく

新し時代の幕が開けるのか?

 

それとも、盤石の強さで般若が癇癪も起こさず、

Hiphopに感謝するのか?オーディエンスを交え交錯する三者の想い、

否、テレビ局の想いも入れれば、四者なのか。

 

そろそろ講釈をたれずにこの両者の

battleをふんだんに味わってまいりましょう。

 

NAIKAMCの男節。うなるNAIKAの音拳。

韻を踏まずに自らの言霊で鼓舞し続ける

NAIKAスタイルのコンテクストからブレずに、

般若相手に先攻を専行。オーディエンスの脳内から

アドレナリンがはじけ散て閃光して、騒めく会場。

 

初戦、SN-Zが流した曲は日本語RAPのお約束曲。

 

B-BOYイズム

~RHYMESTER~

 

NAIKA MC 1バース目

 

決して譲れないぜ この美学

俺もやられたぜ B-BOYの文学

 

アンタがここのラスボスだろ

今日で看板はおろさせてやるぜ

 

やられてんだよ アンタに 未だにど真ん中

けど今日はぶっ倒すぜ

 

般若倒して ここを完全に淘汰

 

 

般若 1バース目

 

お前にとっての真ん中

目の前にいるのがそう般若だ

 

246と環七 超えてきたぜ

ここ今 新木場ageHa

 

ようNAIKA お前の地元は確か群馬

 

この文化 アメリカのもんだけど

トランプ以上に ここは俺の城だ

 

 

NAIKA MC 2バース目

 

トランプ 関係なくね?246抜けて ここに来た?

知らねぇよ そんな事

 

俺はすべてのB-BOY ブッ倒して ここに来た

 

あとはアンタだけだ

アンタがいなくなりゃ 俺らの天下だ

 

全てどかしてやるぞ

般若 殺すで Mother [コンプラ]

 

 

般若 2バース目

 

決して譲れないぜ この美学

は?譲れないよ このリアル

 

所詮 RHYMESTERのサンプリング

オリジナルじゃねぇ

 

声がデカイだけ つーかよ 崇勲 出せ

 

お前じゃ 役不足

変えて来いよ 田舎モン 付録

 

 

NAIKA MC 3バース目

 

田舎モンが魅せられる現場

いい時代になった 般若 超える番

 

崇勲はいないんだよ

今 俺だよ アンタこそブレんじゃねぇよ

 

ブレずにやる SHINGO☆西成

それの方がヤバくない?

 

般若よりNAIKA MC

時代は変わったぜ Boom Boom Boom

 

 

般若 3バース目

 

Pow Pow Powじゃねぇ

 

西成より いきなり俺の番だ そこ分かってるか?

 

代打のバッター ぶっ殺してよ

隠れモンスターよりもオリジナル

 

俺がボスだけど本当の意味でのチャレンジャー

そこをなめんなー

 

俺はお前を超えていく

ありがとうな NAIKAくん

 

[judgeの結果]

いとうせいこう 般若

HIDADDY 般若

LiLy 般若

ERONE NAIKA MC

KEN THE 390 NAIKA MC

 

2-3で 般若Win

 

第2ラウンドのビートは

 

拍手喝采

DABO

 

NAIKA MC 1バース目

 ブレたくねぇしよ

アンタの後攻なんか取ったって

みっともねぇ奴で終わるだけだよな

 

俺は俺のスタンスを通しに来た

般若 ラスボス 最高の目してるじゃねぇか

 

そのイカしたBodyの心の真ん中を掴んで

グラグラに揺らしてやっからよ

 

NAIKA MCアンタの眼前に今来た

俺にも負けられない戦いがここにあるんだよ

 

 

般若 1バース目

 

まあ 夢みたいな話だ

 

俺が逆の立場だったらリタイアして

半端な金 持って帰るだけ

 

田舎モンとか都会とか 

そんなんじゃねぇ戦いが 今あるぜ

 

見てみろよ 客もお前の味方

だけど これからが俺の技

 

 

NAIKA MC 2バース目

 

 別に客の味方なんていらねぇんだよ

Hip Hopが今 俺の味方をしてくれていると思ってる

 

心のど真ん中はここにあるんだよ

 

他の挑戦者と比べんな 俺がオリジナル

 

NAIKA MC おっさんの夢を叶える

アンタが一番おっさんの夢 叶えてる

 

最高さ 般若

認めたうえでアンタを超えていくのは 今しかねぇな

 

 

般若 2バース目

 

 

おっさんの夢 は?バカじゃねぇの

お前もガキいんだろ

俺は自分のガキに夢 見させてんだよ

勘違いすんじゃねぇ おっさんだけじゃねぇ

ジジイババアから 今から生まれてくる子どもの分まで

そこら辺の違い だけど お前の気合 そこは分かった

これがこの試合 殺し合い

いや 掛け合い いや 生き甲斐

お前は最高の[コンプラ]

 

 

NAIKA MC 3バース目

 

最高の誉め言葉 アンタにそう言われたかった

ギドラにBUDDHAに般若にMC漢に

狂ったのはアンタらのせいだ

責任取ってもらうぜ

 

今この瞬間しかねぇ ここ王道

崇勲とTKda黒ぶちを引き連れても

どうしてもやりてぇ勝負がある

どうしても勝ちてぇ相手がいるんだよ

 

 

般若 3バース目

 

お前の熱い気持ちはもっと音源とliveとしっかり注いどけ

それが出来ねぇんだったら ここをどけ ボケ

所詮はフリースタイルだけだろ

 

違うって言うんだったら1年 いや1年以内に

しっかりとした 作れアルバム

 

だったら 分からねぇようだったら まだカス

そして 俺はまた時代を動かす

 

 

[judgeの結果]

いとうせいこう NAIKA MC

HIDADDY 般若

LiLy 般若

ERONE NAIKA MC

KEN THE 390 NAIKA MC

 

3-2で NAIKA MC Win

 

最終 第3ラウンドのビートは

 

ビートは、

 

Welcome To The Dungeon

SKY-HI

 

NAIKA MC 1バース目

 

いよいよ来たな

これが本当の天下分け目の大戦

今日でMCやフリースタイルダンジョン

全てにおいて激震が起こるぜ 覚えときな

 

NAIKA MC 自己紹介させてもらう

確かにアルバムもliveも少ねぇかもしれねぇ

でも 大丈夫だよ

皆R-指定じゃねぇが未来予想図

俺も今年はそこ攻めてくぜ

  

 般若 1バース目

いや悪りぃな ライブと音源

それが全然大事って事も

まだ分かってねぇ それが根底

このフリースタイル おまけだけど

お前の試合は今までで

一番楽しいぜ

 

SN-Z お前も最高のDJ

こんな音 こんなお客さん 

こんな言葉で俺たちが一番盛り上がる

 

な?分かってんだろ

だから 俺ももっと成り上がる

 

 NAIKA MC 2バース目

 

アンタ これ以上 成り上がったら邪魔なんだよ

アンタ超えて 矢沢栄吉になるのは俺の方だ

 

成り上がりを見せてやる

田舎だろうが なんだろうが

般若倒した奴にある正義があるぜ

 

じょうでも無理だった 崇勲でも無理だった

焚く巻きでも無理だった 

全員無理だよ 無理ゲーだよ クリア出来ねぇよ

 

おっと 横にずれたところで

NAIKA MCが取った

  

般若 2バース目

 

OK 永ちゃんじゃねぇよ

俺に勝てるのは長渕剛ぐれぇだ

だったら 兄貴連れてこいこの野郎

テメェら さっきからボケた事 言ってんじゃねぇぞ

来いよ おととい これは喧嘩だ 殺し合いだ

 

デンジャラスなやり方 まるで輪入道

いやいや アイツ 俺よりアイツの方が結果

もっとステップアップ もっとHIP HOP

 

俺たちが行く この日本を変えてく 島国の様

 

NAIKA MC 3バース目

 

そうだなぁ 島国の小さな島だなぁ

この島の中で育ったHIP HOPは アンタ達だよ

 

あそこにいる奴とあそこにいる奴と

全員で創り上げたHIP HOPは確かにある

 

だがなぁ いつまで経っても般若超えられねぇようなら

俺ら世代はそこまでだ

 

だったら音源でもフリースタイルでもなんでもいい

今 この現場で勝ってやるぜ

金字塔を打ち立てる

  

般若 3バース目

 

仲間なんか一人だっていなくても

俺は死んでもラップをする骸骨になっても

 

敗北を教えてくれ 俺は勝利なんかいらねぇ

今 ここで生きている その実感だけがありゃいい

 

俺のフリースタイルはそんなもんだ

これが日本人の誇り

この気持ち 何が気持ちいい?

 

お前と感じ合って削りあってる この命

 

 [judgeの結果]

いとうせいこう 般若

HIDADDY 般若

LiLy 般若

ERONE 般若

KEN THE 390 般若

 

クリティカルヒットで 般若 Win

 

ということで、勝者般若

 

何回も見てしもうた。このbattleも良かったけど、

このパンチラインフェチズの

他のbattleもとても良かった。

メンバーが

NAIKA MC 崇勲 TK da黒ぶち

 

というメンバーの1人1人の戦力と

バランスが良かったというか。

 

この般若 VS NAIKA MCを見た後、

もう1度他のパンチラインフェチズの

battleを見直した。

 

で、「すげーな」って思ったのは

パンチラインフェチズよりも、

FORKのラップ。

 

こういう人、今のMCの中にいない気がする。。

 

なぜ、こんなに韻を踏みつつ、

おもしろおかしくラップできる人って凄い。

FORKのMCbattleが2017年に見れること自体が

お宝battleのような気がしてならない。

 

そして、TK da 黒ぶち と R指定

あのガンの飛ばし合いは癖になる。

 

そしてもう一度 般若 VS NAIKA MC見てみた。

 

たしかに、NAIKA MCのスタイルは尖っている。個人的にも好き。

だけど、FORKがbattleでラップしていた内容通り、

このNAIKA MCスタイルが新時代を築いた時点で、

フリースタイルバトルのスタイルはガラリと変わる気がする。

 

フリースタイルダンジョンを見ている者として、

やっぱり「誰が般若を倒すのか?」

「ラスボス般若が倒されるその瞬間」を見たい。

という気持ちはあることでしょう。

 

やっぱり、ラストバトルの3バース目の般若

 

仲間なんか一人だっていなくても

俺は死んでもラップをする骸骨になっても

 

敗北を教えてくれ 俺は勝利なんかいらねぇ

今 ここで生きている その実感だけがありゃいい

 

俺のフリースタイルはそんなもんだ

これが日本人の誇り

この気持ち 何が気持ちいい?

 

お前と感じ合って削りあってる この

 

やっぱり韻を踏みつつ、パンチラインをかます。

バイブスの高さ、パンチラインの破壊力に関しては

NAIKA MCは凄い。

 

だけど、「韻を踏む」「ライミング」という

コンテクストを捨てて、

拳をぶん回すスタイルは、それこそ格闘界ので言えば、

剛腕一発でかます、レイ・セフォースタイルみたいなものだろうか。

 

やっぱり、立ち技もよし、寝技も良しという

総合格闘家としてのbattleMCとしての力は、

「ラスボス」という場のイニシアチブを抜いても、

般若の方に分があった気がする。

 

やはり、即興でパンチラインをかましつつも、韻を踏みに行く。

というこの脳に負荷の高い要求にいかに応えるか?

 

FORKが伝えた HIP HOPマナー。

このマナーを無視した人間に勝負の女神が微笑むのか?

正直、NAIKA MCが韻を踏めて

これだけの破壊力のあるパンチラインをかましたら、

 

日本語ラップ勢力図は、NAIKA MCが

ひっくり返したのではないだろうか。

 

そして、般若がバトル中にぶつけてきた、

 

俺がボスだけど本当の意味でのチャレンジャー

そこをなめんなー

 

俺はお前を超えていく

ありがとうな NAIKAくん

 

デンジャラスなやり方 まるで輪入道

いやいや アイツ 俺よりアイツの方が結果

もっとステップアップ もっとHIP HOP

 

敗北を教えてくれ 俺は勝利なんかいらねぇ

今 ここで生きている その実感だけがありゃいい

 

俺のフリースタイルはそんなもんだ

これが日本人の誇り

この気持ち 何が気持ちいい?

 

お前と感じ合って削りあってる この命

 

 ここに般若イズムが滲み出ている気がする。

もちろん、NAIKA MCはチャレンジャーなので、

それこそ、王座から引きずりおろす

精神でぶつかるのは良いのかもしれないけど、

 

このbattleを何度も見て、

ひとつこのコンテクストで考えてみると、 

 

NAIKA MCが吐いたこの言葉達のような気がする。それは、

 

 

アンタがここのラスボスだろ

今日で看板はおろさせてやるぜ

やられてんだよ アンタに 未だにど真ん中

けど今日はぶっ倒すぜ

般若倒して ここを完全に淘汰

 

般若よりNAIKA MC

時代は変わったぜ Boom Boom Boom

 

いよいよ来たな

これが本当の天下分け目の大戦

今日でMCやフリースタイルダンジョン

全てにおいて激震が起こるぜ 覚えときな

 

それまで般若に辿り着くまでのbattle内容からしても、

NAIKA MCは「時代を動かしたかった」のだろう。

いわば大化の改新ならぬ

 

NAIKAの改新

 

を画策したのではなかろうか。

 

そのあたりの世界観については、ラストバトルにおいて

日本語ラップLegend:いとうせいこう

こんな審査コメントを残している。

 

それまでNAIKAは泥だらけの農民が

竹槍で織田信長を刺しているみたいなそういう凄さがあって、

「頑張れっ!」という気持ちにさせちゃって、

客もそう思ってたと思うんだよね。

 

中省略

 

ギリギリまで竹槍は届いていたと思います。

素晴らしい戦いだったと思います、NAIKA。

 

実際、ただのたとえ話だと受け取ればそれまでだが、

いとうせいこうからすれば、

「農民」が「殿様」に刃を向ける

一揆のような世界観だというのだ。

 

これは、ある意味高評しているようで、

ある意味Disっているようにも見える。

「泥だらけの農民が竹槍」

 

何も持っていないラッパー

(これはバトル中にNAIKA MCが自分で自分を評したが)が、

 

竹槍(パンチライン一本)で、天下人に挑むという世界観。

まさに、歴史上にも類をみない、

大革命を起こそうという世紀の一戦が、

この般若 VS NAIKA MCだったと

日本語ラップLegendいとうせいこうは、

評しているように受け取れる。

 

そして

改新するのか、それとも改心してライミングを学びにいくのか。

あまり、NAIKA MCが改心してライミング・・・という事は

ちょっとあり得なさそう。

 

そう考えると、もしもNAIKAの改新が起こるのであるとすれば、

パンチラインにさらに磨き上げ、韻もフローも

超越した次元の違うパンチラインフェチへと、

刷新することが出来た時が、

 

FORKが、battleで吐いたこのラップ

 

背伸びしてもいいけど身の丈は超えるな

背伸びはまだ地に足が着いてるからな。

 

浮足立つなあくまで身大

そういう言葉にしか俺はしない。

 

お前のstyleが王道になっちまうんだったら

今後battleの熱は当冷める。

 

それが正義だというHIP HOPシーンなら

抜いた刀をとおさめるよ。

 

このライムの連結。やっぱFORKスゴス。。。

このラップとDisを超えて、

ライムもフローも超越する

かいしんのいちげき」的パンチライン連発

超絶パンチラインの時代が到来することでしょう。

まさに、クリティカルヒッターNAIKA MCへと

進化できるかどうか。なのではなかろうか。ってことじゃないか。

 

それこそ、パンチラインライミングを合わせ持つ

ラスボス般若を超えるためには、

長渕剛並、それ以上の重たいパンチラインまで、

NAIKAの刀を磨き上げる必要があるのかもしれない。

 

そう考えると、やはり我らが

漢 a.k.a GAMI御大がしていたコメントが、
NAIKA MC達新勢力側に

突き付けた問題なのかもしれない。

 

安心してたのは、僕だけかな?

僕は嫌な奴になっていいと思って、言いますけど、

 

熱さもラップの格好良さも、

どっち取っても般若がカッケーから、熱いから、

敗ける心配は、一切ねぇなと。

僕は、そう思ってましたね。"同世代"として。

 

・・・

 

バッチリ 般若!!

 

これは、漢御大がただイヤミで言った訳ではなく、

やっぱり、新宿スタイル(≒ガチリアル)だからこそ言える、

 

HIP HOPとしてのリアル

 

が、NAIKA MCと般若を比較すると、

まだまだ僅差とは言えず、

結構な差が開いているような気がする。

 

最後のラスボス戦を見ていて気になったのが、

結構チャレンジャー推しをしがちのLiLy女史は、

終始、審査の時に般若を押していたのは、

その、

 

HIP HOPとしてのリアル

 

の差なのではなかろうかと。

バイブスの深みというのは、

リアルから滲み出るパンチラインであって、

battle慣れしている

「フリースタイルバトル巧者」としての、

表面上のバイブスではない。

 

という意味合いにおいて

漢a.k.aGAMI御大はあのコメントを残し、

バトルにおいてLiLy女史は般若側を

押し続けたのではなかろうかと推測いたします。

 

NAIKA MCが、それこそ漫画NARUTOにいた干柿鬼鮫のような、

パンチラインを妖刀『鮫肌』のような、

化け物級の刀に磨き上げて、

日本語ラップの新時代を切り拓いてくれることを楽しみに、

NAIKA MCを応援したいと思います。